2016/11/13(日)

昨日は鮎の流下仔魚調査を行いました!

場所は木津川・宇治川・桂川の合流地点で、各河川毎に橋の上から採集ネットを下ろし、18時、19時、20時、21時、22時の5回10分間ずつ採集と言う方法で調査します。

結果
桂川 0匹
宇治川 1匹
木津川 50匹以上

例年通り木津川の数が圧倒的で、砂や砂利が多く、良好な産卵場が木津川に沢山あるのは分かるのですが、宇治川には距離は正確には分かりませんが、20キロ程上流に天ヶ瀬ダムがあり、砂や砂利の供給が止められており、良好な産卵場はあまり形成されておらず、遡上数の割りに仔魚が少ないのはある程度理解出来るのですが、桂川流域では産卵場は少なくは無いと思うので、これ程の差が出るのは産卵場より下流の堰堤で流れが止まるので、堰堤上部に滞留してしまい、増水時しか流下出来ないのではと、僕は考えております(-_-;)

今後は桂川において各堰堤間での調査も必要なのではと個人的には考えており、現在行われている遡上用の魚道作りだけでは無く、下る為の改良が必要だと言うデータも取らなくては、現在の木津川頼りの現状改善には繋がりませんね!

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