2018/10/25(木)

22日に開催された鴨川府民会議では、京都府土木事務所から、今期の河川工事の発表をされたのですが、その中でも三条下流落差工のすぐ下流にて、7月の出水により、右岸側の護岸が崩落した現場があるのですが、護岸復旧のついでに落差工下にある深みを埋めてしまうとの計画でした!

先日土木事務所で話した時にも埋めると言い出したので、鴨川内で唯一の深さがあるこの場所は、4.6m程の深さがあり、夏場でも冷たい水が湧き出る場所で、絶対に水中に住む生き物が越えることの出来ない落差の直下と言うこともあり、多くの生き物の避暑地や隠れ家になっている場所なので、現状でも多くの生き物が住みづらくなっている鴨川に於いて、三条の深みを埋めてしまうと言うことは、今以上に多くの生き物が住めない状況に追い込んでしまうのは明らかなので、絶対に止めて欲しいとお願いしたのですが、府民会議では全く生き物の事は考えず当たり前の様に埋める工事内容で出して来ました(-_-#)

説明では右岸寄りにほんの少しだけ深み(1mあるなし)を残すので生態系にも配慮しているとの事なので、湧水の事等を含めた上に書いている内容を突き付けた上で、どの辺りに生態系への配慮があるのか尋ねたところ、何一つ答えることが出来ず、配慮していない事を露呈しておりました(-_-;)

これが山紫水明や環境問題に力を入れていると多くの方に思われている京都の行政の環境意識です!!

京都行政の環境意識とは見た目一辺倒で中身の事などはどうでも良いのが現状で、今後もこの様な考え方で行政が好き放題自然に手を入れれば、京都の未来に自然は存在しなくなるのではと本当に心配です!

これからも漁協や活かす会等と共に京都の自然を守る活動を続けて行きますので、応援、ご協力お願いしますm(__)m

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